どうせなら効果的に活用しよう!

いよいよプログラマーとしての第一歩を踏み出そうとするとき、心強い味方となるのがエージェントの存在です。実務経験がなくても、未経験から転職やフリーランスへの転身を実現するために、大きな助けとなってくれます。そのエージェントは、複数に登録することでより効果的に活用できます。ここでは、複数のエージェントを活用するメリットや注意点、活用するポイントについて紹介していきます。
複数のエージェントを活用する

プログラマー求人を探す際、プログラミングの知識や技術は身につけていても実務経験がないと、なかなか厳しいと感じる方も多いでしょう。ただ、転職にしてもフリーランスにしても、複数のエージェントを利用することで可能性が大きく広がります。
たとえば、未経験でも挑戦できる求人情報により多くアクセスできることが挙げられます。エージェントによって取り扱う求人は異なるため、選択肢が大幅に広がります。
また、各エージェントには得意分野があります。たとえば、未経験者の採用に積極的な企業とのつながりが強いエージェント、充実した研修制度のある企業を多く扱うエージェント、フリーランス案件に強いエージェントなど、特徴はさまざまです。それぞれの強みを活かすことで、自分に合った仕事に出会える可能性が高まるでしょう。
さらに、複数のエージェントを利用することで、未経験者としての市場価値や、スキルに見合った給与水準などの情報を幅広く収集できるのも魅力です。
注意点もある
複数のエージェントを利用する際は、いくつかの注意点があります。最も気をつけたいのは、同じ企業への重複応募を避けることです。特に未経験からの転職では、真摯な姿勢が重要視されるため、この点は慎重に管理する必要があります。
情報管理も欠かせません。どのエージェントからどんな求人を紹介されているか、必要とされるスキルレベルはどの程度か、面接の日程はいつかなど、きちんと記録を取っておくようにしましょう。
各エージェントとのコミュニケーションも適切に保つように心がけてください。現在の学習状況や希望する案件の種類などは、適宜共有することをおすすめします。
効率的に活用するポイント
複数のエージェントを効率的に活用するためには、まずエージェントごとの役割分担を明確にしましょう。たとえば、自分のスキルレベルに近い求人が多いエージェント、研修制度の充実した企業を多く扱うエージェントなど、特徴を把握して整理していきます。
情報の整理・管理には、スプレッドシートなどを活用すると便利ですよ。求人情報、必要スキル、面談日程、選考状況などを一元管理することで、混乱を防ぐことができます。
面談や選考の優先順位付けも忘れずに。応募要件とのマッチング度や、研修制度の充実度などを考慮し、計画的に進めていくことが賢明です。また、各エージェントとは定期的に情報共有を行い、優良求人との出会いにつなげていきましょう。